~長寿と栄養と脳の秘密~

2025.09.10

それ、体を“コゲ”させていませんか?
AGE(糖化)を防ぐ食事で10歳若く見える!

──そんな変化は、体の“糖化(とうか)”=AGEの蓄積が関係しているかもしれません。 AGEとは「終末糖化産物(Advanced Glycation End-products)」の略で、 糖とたんぱく質が加熱されてできる“体の焦げ”のような物質です。 このAGEが体内に溜まると、シミ・シワ・骨粗しょう症・動脈硬化・認知症など、 さまざまな老化や生活習慣病の原因になることが分かってきました。 実はこのAGE、食事の仕方を少し工夫するだけで大幅に減らせるんです。

2025.09.10

減塩すれば健康?
その思い込みが、フレイルを招くこともある

「塩分は敵。とにかく減らすべき」 ──そう信じてきた方にこそ知ってほしい、“シニアのための塩との新しい付き合い方”があります。 たしかに、塩分の過剰摂取は高血圧や心疾患のリスクを高めます。 しかしその一方で、「減らしすぎ」による弊害も、近年の研究で明らかになってきました。 塩分を減らしすぎることで起こるリスク、それは──

2025.09.10

脳は脂でできている!?
青魚と卵で記憶力が変わる“脳栄養”の新常識

「最近、物忘れが増えた気がする…」 「頭がぼんやりして、考えがまとまらない」 そんな変化を感じたら、それは**“脳の栄養不足”**かもしれません。 実は、脳の約60%は“脂質”でできています。 つまり、脳を元気に保つには「油を正しく摂ること」が不可欠なのです。 これまで「油=悪者」とされがちでしたが、 最新の栄養学では、良質な脂が記憶力・集中力・感情の安定を支える重要な存在として注目されています。

2025.09.10

筋肉は食べてつくる!
転ばない体を育てる “たんぱく質革命”

「しっかり食べてるのに、なんだか体が弱くなってきた」 そう感じている方、それは“食べる量”ではなく“食べる中身”に問題があるのかもしれません。 特にシニア世代にとって、「筋肉を維持する食べ方」は、健康寿命を延ばすための最重要課題のひとつです。 「運動しないと筋肉はつかない」と思っていませんか? 実は筋肉は、“食べること”だけでも維持・増強できることが、最新の研究で明らかになってきました。

2025.08.05

カロリー控えめが正解じゃない!
50代から始める“脳と体のための食べ直し”

「若い頃から、食べすぎには気をつけてきた」「年齢的にも、カロリーは控えた方がいいと思っている」── そうした考え方、実はシニア世代にとっては“逆効果”になることがあります。 私たちの体は、年齢とともに大きく変化します。代謝の低下、筋肉量の減少、脳の栄養不足。 これらをカバーするには、“カロリー控えめ”よりも「質とタイミングを見直す食事」が必要です。 とくに50代以降、体と脳を支える食の常識はガラリと変えるべき時期なのです。