協会の設立趣旨
日本は世界で最も早く、
超高齢社会へと突入しました。
2040年には、人口の4割近くが
65歳以上になるといわれています。
しかし、ただ「長く生きる」ことだけが
目的ではありません。
私たちが目指すのは――
100歳になっても、自分らしく、健やかに、
自立して生きること。
この“センテナリアン”という
生き方を支えるために、
日本センテナリアン健康協会は
2024年に誕生しました。

組織体制

代表理事 福田 康人
現代は、人生100年を前提とした社会です。その中で求められるのは、単なる長寿ではなく、「健やかに、豊かに生き抜く力」です。
私たちは、その力を生み出すカギを“体・脳・心”の三位一体に見出しました。100歳を、健やかに生きる、その姿が未来を紡ぐ。そんな思いを胸にこのセンテナリアン健康協会を立ち上げました。是非ともに健やかに生きる社会を築いていきましょう。

講師 古居 昌和
この講座では、シニア世代に必要な食事と栄養の知識を、脳科学の視点も交えて学んでいきます。「何を食べるか」だけでなく、「どう食べるか」が脳や心の健康にも大きく影響することが、近年の研究でわかってきました。
ここで得た知識は、ご自身やご家族の健康維持はもちろん、地域や職場、ボランティア活動など、さまざまな場面で活かすことができます。
学びをきっかけに、誰かの笑顔や未来につながる行動が増えていくことを、心より願っています。

「健康寿命の延伸」と「QOL(生活の質)の向上」
を支えるため、
私たちは次のような理念を掲げています。

科学的根拠に基づく
健康的な生活習慣の普及

高齢者が“支えられる側”から
“地域を支える側”へ

多世代共創による
豊かな地域づくり

私たちが大切にしている5つの価値観

1. 尊厳ある生き方の継続
年齢に関係なく、自分の役割と誇りを
持ち続けられる社会を。
2. 多様な健やかさの尊重
体・心・社会のバランスがとれた
「自分らしい健康」を大切に。
3. 知恵の継承
科学的知見だけでなく、
暮らしの中の経験知を次の世代へ。
4. 未来への贈り物
健やかに生きる姿そのものを、
次の世代への規範に。
5. 共創の姿勢
行政・医療・地域・個人が対話しながら、
健やかに生きる社会を共につくる。

日本センテナリアン健康協会は、
医療・栄養・脳科学などの専門家と連携し、
科学と生活をつなぐ健康プログラムを
開発・監修しています。

主な監修メンバー

西 剛志 (脳科学者/分子生物学者)
1975年生まれ。東京工業大学大学院生命情報専攻修了。2002年に博士号を取得後、特許庁を経て、2008年にうまくいく人とそうでない人の違いを研究する会社を設立。世界的に成功している人たちの脳科学的なノウハウや才能を引き出す方法を、企業から教育者、高齢者、主婦をなど含めてこれまで3万人以上に提供。「ザ!世界仰天ニュース」「モーニングショー」「ひるおび」「カズレーザーと学ぶ。」などテレビ出演も多数。著書は20万部のベストセラー『増量版 80歳でも脳が老化しない人がやっていること』をはじめとして『脳科学者が教える集中力と記憶力が上げる低GI食 脳にいい最強の食事術』『脳科学者が考案 見るだけで自然に脳が鍛えられる35のすごい写真』など海外も含めて多数出版。武蔵野学院大学スペシャルアカデミックフェロー/台湾義守大学日本研究センター顧問を歴任。

宮澤 靖 (宮澤臨床栄養研究所/管理栄養士)
管理栄養士。1987年北里大学保健衛生専門学院栄養科卒業。93年アメリカジョージア州アトランタのエモリー大学医学部栄養代謝サポートチームに留学。帰国後、長野市民病院にて全科型NST設立、JA三重鈴鹿中央総合病院にてNSTエグゼクティブディレクターとして日本初の専従スタッフとなる。2002年社会医療法人近森会入職、臨床栄養部長、栄養サポートセンター長、NSTディレクター、近森看護学校講師となり2019年より現職の東京医科大学病院栄養管理科長、東京医科大学医学部栄養学教科担当を経て、現在も管理栄養士業界を牽引し続けている。

また、地域団体や自治体、企業と連携しながら、
啓発活動や講座提供を展開しています。

私たちが描く未来

私たちは、「食・運動・メンタルケア」
の3本柱を軸に、
100歳を迎えてもいきいきと暮らせる
社会の実現を目指しています。

そんな“未来の当たり前”を、
今ここから一緒につくりましょう。